モントゴメリー腺は、乳輪のぶつぶつとした隆起の原因となる皮脂腺で、個人差が大きく、特に目立つ場合は審美的な悩みにつながることもあります。当院では、乳輪の自然な質感と形を保ちながら、できるだけ目立たず、なめらかに整えることにこだわって除去術を行っています。
モントゴメリー除去
「目立つぶつぶをなくしたい」だけじゃなく、“自然な乳輪の美しさ”を大切に。
当院のモントゴメリー除去術のこだわり
1. 乳輪の質感を損なわない繊細なデザイン
モントゴメリー腺は隆起の程度や分布に個人差があるため、全体のバランスや目立ちやすい部位を見極めた除去設計が重要です。当院では、除去後も乳輪の色調・凹凸が自然に見えるようデザインし、患者さまごとの乳輪の質感に調和する仕上がりを目指します。
2. 必要な分だけを丁寧に除去
「全部取りたい」というご希望があっても、除去しすぎると凹みや質感の違和感が出ることも。当院では、目立ちやすい箇所を中心に、必要な部分のみを慎重に除去することで、ナチュラルな乳輪に整えることを大切にしています。
3. 傷跡の最小化と縫合へのこだわり
モントゴメリー腺の除去はごく小さな切開で行うため、傷跡は目立ちにくいですが、縫合技術が仕上がりに影響します。当院では極細の縫合糸を用い、肌の緊張を分散させる丁寧な縫合法(必要に応じて2層縫合)で、将来的にも自然に馴染むように配慮しています。
Q&A
【施術について】
Q. モントゴメリー腺は全部取れますか?
A. 目立ちやすい腺を中心に、必要な部分を丁寧に除去します。すべてを除去すると質感が不自然になることがあるため、自然な仕上がりを重視して調整します。
Q. 施術は何分くらいかかりますか?
A.約15分程度です。
Q. 授乳に影響はありますか?
A. モントゴメリー腺の除去は皮膚表面の処置であり、乳腺や乳管には影響しませんので、将来的な授乳への支障はありません。
【術後の経過・生活について】
Q. 傷跡は残りますか?
A. ごく小さな切開を行い、時間の経過とともに赤みは落ち着いていきます。数ヶ月~半年ほどでなじむことが多いです。
Q. 通院は必要ですか?
A. 術後1週間前後で抜糸のための来院が必要です。術後の経過に応じて、1ヶ月・3ヶ月のチェックもご案内しております。
Q. シャワーや入浴はいつから?
A. シャワーは翌日から可能です(傷口は濡らさないよう注意)。入浴は1週間後から可能です。
【リスク・注意点】
Q. 再発はしますか?
A. 基本的に再発は少ないですが、体質やホルモンバランスにより、新たなモントゴメリー腺が目立つようになる可能性はあります。
Q. 色素沈着が出ることはありますか?
A. 術後の赤みが一時的に色素沈着に見えることがありますが、数ヶ月かけて薄くなることがほとんどです。
術後の経過と注意点
• ダウンタイム:腫れや赤みは2~3日で落ち着き、1週間ほどで目立たなくなります。
• 抜糸:術後5~7日で行います。
• 日常生活:術後当日からデスクワークは可能ですが、強い運動やブラの締め付けは1週間ほど控えてください。
• セルフケア:抗生剤・軟膏の塗布を1週間行っていただきます。
- モントゴメリー除去(1個あたり)
- ¥16,500