ヒアルロン酸 部位別 アラガン製剤マップ

ヒアルロン酸種類と選び方 ー失敗しないための6つのポイントー

ヒアルロン酸注入とは?

ヒアルロン酸は、体内にも存在する保水成分で、安全性が高いことが知られています。
注入することで、ボリュームの補正・輪郭形成・しわ改善など幅広い効果を得られます。

ヒアルロン酸の種類と選び方

硬さや弾力、持続期間によって製剤はさまざまです。

  • 硬めのタイプ:顎・鼻・輪郭形成など、形をはっきり出したい部位に
  • 柔らかいタイプ:唇・涙袋・目元など動きが多い部位に
  • 持続期間:6ヶ月〜18ヶ月と製剤により異なる

🔎 当院では骨格や皮膚の厚み、表情筋の動きを診察し、適切な製剤と層を選びます。

ヒアルロン酸部位別アラガン製剤マップ

当院のヒアルロン酸注入のこだわり

1. 注入圧の微調整で凹凸を防止

皮膚の反応を見ながら注入圧を細かく調整し、滑らかで自然な仕上がりをコントロールします。

2. 表情筋の動きを考慮した設計

笑顔や会話時の不自然さを防ぐため、表情筋の動きと圧力分布を考慮して注入します。

3. 左右差を細かく調整

骨格・皮膚の厚みを診断し、0.1cc単位で注入量と位置を調整。自然な左右対称を目指します。

4. 多層的アプローチ

必要に応じて複数方向から分散注入することで、自然な丸みと立体感を形成します。

5. 動的美と静的美の両立

注入中に表情を確認しながらデザイン。笑ったときも自然な表情に仕上げます。

6. 注入しない選択も大切に

入れない方が美しい場合は、あえて注入しない判断も行います。

痛みへの配慮と快適な施術

  • 表面麻酔・ブロック麻酔・笑気麻酔・静脈麻酔など複数の麻酔を用意
  • 鈍針(マイクロカニューレ)で痛みや内出血リスクを低減
  • 注入スピードを繊細にコントロールし、術中もお声がけで安心サポート

対応部位と目的

  • 額:丸み・しわ改善
  • こめかみ:こけ改善、女性らしい輪郭
  • 鼻:高さ・ライン形成
  • 涙袋:若々しさと立体感
  • 法令線:口元の影を改善
  • マリオネットライン:下顔面の若返り
  • 顎:Eライン形成

よくあるご質問(Q&A)

Q. 注入後すぐメイクできますか?
A. 施術直後から可能です。注入部位は軽くタッチ程度に。

Q. ダウンタイムはありますか?
A. 軽い赤みや内出血が数日残ることが稀にありますが、メイクでカバーできます。

Q. 持続期間はどのくらい?
A. 製剤と部位によりますが6〜12か月が目安です。

まとめ

ヒアルロン酸注入は「どれくらい入れるか」よりも「どこに入れるか」「どの層に入れるか」が重要です。
当院では骨格・皮膚・表情の動きに合わせてデザインし、自然で上品な仕上がりを追求します。

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参考文献

Beleznay K, Carruthers JD, et al. Avoiding and Treating Blindness From Fillers. Dermatol Surg. 2015;41(10):1097–1117